険しい顔つきに無精ひげとすね毛が特徴の槇寿郎ですが、煉獄さんが無限列車で見た夢によると、若い頃の槇寿郎の笑顔の優しさとイケメンっぷりは、煉獄さんが炭治郎に微笑んだときにそっくり!!
改心したあとは威厳があってカッコいい!!
さすが、杏寿郎パパです!
煉獄家は縁壱(始まりの呼吸の最強剣士)が鬼殺隊に入るより前から何百年も続く炎柱の家系。
槇寿郎も先祖と同じく炎柱と活躍しこどもたちにも熱心に剣術を教えていました。
今の蛇柱「伊黒小芭内」が少年の頃、鬼から助けてあげたのも槇寿郎でしたね。
立派な柱だったことがうかがえます。
煉獄家の先祖も縁壱(始まりの呼吸の剣士)を鬼殺隊へと導き、無惨を逃して縁壱がみんなから責め立てられたときも、ひとり、責めている人の腕をなだめるように引っ張っていました。
息子の煉獄杏寿郎は「甘露寺蜜璃」を継子にし、恋柱へと成長させているし。
きっとこれまでも代々、人材育成をしてきた一家なのでしょう。
煉獄家すごすぎる。
そして、先祖代々、みんな優しい・・・。
煉獄家の手記に「先祖の中には始まりの呼吸のことを知って自信を失くす者もいた」とありましたが、先祖が「子孫よ、自信を失くすな!炎の呼吸に誇りをもて!今自分にできることを精一杯しろ!心を燃やせ!」と書いておけばよかったのにと思います。
煉獄家に伝わる手記を読み、自分(というより炎の呼吸)の限界を知って自信を失っていたところに、たたみかけるように妻が病死。
その後は気力を失い、酒に溺れ、こどもたちにも冷たくあたるようになり、稽古も放棄。
任務にも酒を持ち込むなどおちぶれた生活。
そしてたった一人で煉獄家の指南書から学び、柱にまで上り詰めた杏寿郎に対しても、「くだらん。お前も俺も才能がない。柱は俺の代で終わりだ。」などときつい言葉。
けれど、本当に杏寿郎に諦めさせたかったなら、あの手記を読ませたらよかったのに。
なぜあの手記を読ませなかった?
なぜ「始まりの呼吸」の存在を教えなかった?
代々、炎柱の家系ということは、「人のために命を懸けること、命を落とす危険性が高いことを生業としなければいけない家系」。
「息子を失いたくない。もう自分の代で終わりにしたい。」
父親ならそう思って当然だと思います。
だから「炎柱は自分の代で終わり」と言った。
けれど、心のどこかで「がんばっている息子を応援してやりたい。自分のように自信とやる気を失うような腑抜けになってほしくない。」と思っていたのでしょう。
頑張って精進している息子を見ると、やはり手記にある内容を伝えることができなかった。
不器用だけれど、本当は優しい男なのですね。
パンフレット豪華版にある「オリジナルドラマ『煉獄杏寿郎の使命』CD」にも、母親の命日の墓参りのために久々に里帰りをした杏寿郎に対して、「鬼殺隊をやめないなら、次から家の敷居はまたがせない!」という言葉を放っていました。
誰がどう聞いても、杏寿郎愛に溢れているじゃないですか!
一方、杏寿郎も父親の体たらくぶりを責めませんでした。
なぜそうなったのか理由を聞くこともしなかったようです。
ただ、「俺たちを死なせたくなかったからではないか」と推測するのみ。
そして、オリジナルドラマでも煉獄さんが千寿郎に「父上を恨んではいけない。母上を亡くされて辛いのだ」と諭していました。
人の感情に機微で優しい煉獄さんらしいですね。
本当はお互い愛情でいっぱいだったのに、最後まで伝え合うことができなかったなんて、悲しすぎます。
炭治郎との出会いは最悪!
200人の乗客と後輩を命と引き換えに守り切った炎柱の杏寿郎のことをけなし、千寿郎を殴り、わざわざ訪ねて来てくれた初対面の少年と乱闘…。
今どきこんな大人がいたら逮捕ですね。
酒を飲み、杏寿郎のことを「才能がなかった。だから死んでも仕方のない。愚かな息子。」と罵った槇寿郎。
自分でそう思い込ませないと、精神状態がやっていけなかったのでしょう。
あんなに素晴らしい息子を貶さなければならないなんて、悲しすぎる。
しかし、杏寿郎が自分の体を心配していたという遺言を聞き、一人で大泣きしていました。
その後、炭治郎へ出した手紙にも、炭治郎への謝罪や反省、杏寿郎も千寿郎も立派な息子であることなどが書かれてありました。
恥をさらしてしまった相手に、しかも少年にわざわざこのような手紙を書くなんて、なんて素直な人なんでしょう。
そして、日の呼吸についても教えてあげていました。
めちゃくちゃいい人じゃん。。
もっと早く改心していれば…。
もっと早く気付いていれば…。
杏寿郎が生きているうちに…。
改心した後は、無惨戦のとき、産屋敷邸を守っていました。
元音柱の宇随さんといっしょに。
二人はかつて柱だった時期がかぶっていたこともあります。
二人で守る姿、威厳があってかっこいい!!
煉獄さん、炎柱の羽織をまとった父親の姿、もう一度見たかっただろうな。
下弦の弐の佩狼に親子で遭遇しているということは(槇寿郎が遭遇したときは下弦ではありませんでしたが)、煉獄親子の担当地区は同じだったのかな?
「父親が任務に酒を持ち込んでいたことを杏寿郎は知っていた」ということは、一緒に任務にあたったことあるのかな?
親子任務のエピソードが見たい!!!
柱になったことを認めてあげていれば杏寿郎はもっと強くなっていた??
寂しさがなくなるだけで、杏寿郎自身の柱としてのモチベーション自体に変化はないでしょう。
だから強さにも変化がなかったと思います。
杏寿郎はそんなことで何かが変わるような男ではないですからね!
常に熱い男なのだから。
が、しかーし!
杏寿郎は「陸・漆・捌の型」を習得していませんでした。
もし槇寿郎がそれらを使えて杏寿郎に教えていたら、朝日が昇るまでもちこたえた?
「玖の型 奥義 煉獄」を出してもダメだったから変わらないか…。
槇寿郎さん、炎の呼吸に限界があると知っているなら、そして息子にそれを伝えて鬼殺隊を辞めさせる気がないなら、それならもっと覚悟をもって、少しでも長い時間戦えるよう、杏寿郎をもっと鍛えてまくってあげてたらよかったのに。
そしたら猗窩座にやられる前に朝日が昇ったかもしれないのに。
漫画だからそれはないとわかっているけど。
煉獄さん、生きていてほしかった。
この記事を読んでくれているみなさん、きっと同じ気持ち。
ちなみに、煉獄さんの声を担当された日野聡さんは、「父親があんなんだったからこそ、煉獄杏寿郎は強くなれたのかも」と推測されています。
その推測も素敵☆
煉獄さんになりきって演じられた日野さんのお言葉は、重みがあります。

どんなに強くっても、煉獄さんはあそこで死ぬ設定にされていたよね。
炭治郎たちの成長のためには欠かせない要素だから。
悲しいな。