
煉獄さんだけ、みんなと違う種類の夢だったよね。
なんでだろう?どういう意味があったのかな?
■炭治郎
家族皆殺しという凄惨な過去がなく、皆生きて幸せに暮らしていたという設定 ⇒楽しい夢
家族は殺されているので、その夢の実現は不可能。
■善逸
禰豆子と仲良く、いい関係 ⇒楽しい夢
その夢の実現は今後可能性あり。
■伊之助
かまぼこ隊を引き連れ、楽しく洞窟探検 ⇒楽しい夢
その夢の実現は今後可能性あり。
■煉獄杏寿郎
冒頭の鬼二体を倒すのは、煉獄さんの「楽しい夢」でした。
しかし、父親に柱になったことを報告、千寿郎(弟)とのやり取りなどは過去の再現。
そして、過去の再現ということは、その夢の実現は不可能。
深い意味はなく、単に「煉獄さんと煉獄家の紹介」でしょう。
煉獄さんの登場シーンは短いので、ここで手っ取り早く紹介すれば後の展開がスムーズだから。
…と言ってしまうと終わってしまう。。
そこで無理矢理2つ考えてみました(笑)。
■一つは、「本当は父親に報告する機会もなく、千寿郎に自分の思いを伝えたり、稽古を見てやったりする時間もなかったから」
だから、このような「実現できなかった家族との時間=幸せな夢」を見たのかも?
しかし、炭治郎たちに最期の言葉をかけるとき、「過去の夢を見た」と言っていたので、やっぱりこれはないですね。
■もう一つは「完全に魘夢の術にはかからず、本能が働いていたから」。
だから煉獄さんだけ過去の再現という現実的な夢を見たのかも。
その証拠に、術に陥れば動くことができないはずなのに、「戦えなくなる」という生存本能が働き、精神の核を破壊しようとした人間の首を押さえつけました。
煉獄さん自身が「過去の夢を見た」と言っているので、どう考えても過去の夢ですよね。
無理やり2つの理由を考えるまでもありませんでした。
この夢のおかげで、私たちは煉獄さんという人について、そして煉獄家の人々について知ることができました。
父親も弟も今後よく出てくるので、今後の展開においてなくてはならない夢だったと思います。
そして…
煉獄さんにとっては、結果的には、夢の中ではあったけれども、最後に家族と触れ合える機会でした。
家族のことを思い出せてよかった。
夢の中だったけれど、家族に会えてよかった。
できることなら、生きて本当に会ってほしかった。
なんて悲しい話。

煉獄さんの寝顔、横顔、めちゃキレイ!
煉獄さんにもたれている炭治郎もかわいい!