劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 パンフレット(豪華版)からわかった「煉獄杏寿郎という人間」-煉獄さんも楽しい夢を見ていた!-

「劇場版」鬼滅の刃-無限列車編-
©吾峠呼世晴「鬼滅の刃」無限列車編 公式サイト

パンフレットを入手できなかった煉獄さんファンの人に、少しでも煉獄さんのことをお伝えできたらと思います。
この記事では、煉獄さんを中心に書いています。

煉獄杏寿郎の制作

キャラクター紹介では「鍛錬に鍛錬を重ね、鍛え上げられた肉体と精神力は、柱の中でも上位を誇る」と紹介されています。

そして、監督の外崎春雄さんとデザイン総作画監督の松島晃さんとの対談のページでは、煉獄さんの絵の横に「煉獄杏寿郎の最初で最後の活劇からその生き様を観てほしい」という大きな文字が。
なんて悲しい言葉。
煉獄さんが戦うシーンは、この無限列車編が初めてなのに最後だなんて。
この時点でうるうる。

煉獄さんは、最初は炭治郎と話が合わない感じだったり、いつも目を見開いていたりするなど、難しいキャラクターのため雰囲気作りや表情づくりに苦労したそうです。

羽織もなびくと模様がうねるので大変だったみたいです。

私は、煉獄さんの羽織がなびいて、そこから「滅」の文字が見える後ろ姿がすごく素敵で頼もしく感じられて大好きなのですが、そう思えるのもスタッフさんたちの努力があってこそだったのですね。
ありがとうございます。

炎の呼吸は「慶応4年 鳥羽伏見の戦い の錦絵にある大砲が炎を噴き出している表現」を参考にしたそうです。

日の呼吸とは違うということで、ヒノカミ神楽は赤なので、炎の呼吸はオレンジになったんだとか。


煉獄邸は、日本家屋の知識を身に付けたスタッフが携わっており、畳が素晴らしく、襖絵も全部違うなど、美術スタッフの相当な努力があったようです。

「きれいな画だだなぁ」と思いながら映画を観ていましたが、こんなにもたくさんの人の苦労があったのですね。

煉獄さんの夢の季節は春から夏だそうです。

5月は初夏なので、今でいうG.W.あたりでしょうか。

そのときに柱になった報告ということは、煉獄さんは5月10日生まれなので、18歳最後あたりに下弦の弐だった佩狼を倒して柱になったということでしょうか。

普段は任務でなかなか実家に帰ることができなかったと思うので、後日、休みの日に父親に報告に行ったのかもしれませんね。

ちまたでは「煉獄さんは柱になって1年以上2年未満ではないか」と言われていたのですが、無限列車編で20歳ということは、その推察は当たっていたということになりますね!

冒頭の鬼2体を倒す夢は、煉獄さんの夢だった!

みなさんは、ご存じでしたか?
私は漫画でも映画でも全く気づいていませんでした。
4人とも同じ夢を見ているのか、もしくは炭治郎の夢だと思っていました。

まさか煉獄さんさんの夢だったとは。

小説のほうには「若い後輩はいいな。楽しいぞ!」と書いてありました。

煉獄さん、後輩たちにかっこいいところを見せることができて嬉しかったんですね。
「アニキ!アニキ!」と慕われて嬉しかったんですね。

どんなにタフな精神をもっている柱であっても、喜怒哀楽のある一人の人間。
切ないです。
この夢が煉獄さんの夢だったという事実を知って、いっそう悲しくなりました。

そんな後輩たちをたった一人で守った煉獄さん。

この列車での睡眠は、煉獄さんにとって最後の睡眠

「うまい!うまい!」の牛鍋弁当もそう。
最後の食事

炭治郎たちに出会えてよかった。
最後に一緒に戦った後輩が、炭治郎たちでよかった。
柱としての在り方、煉獄杏寿郎という人間の生きざまを見せることができた相手が、炭治郎たちでよかった。
心の炎、熱い思いを託せたのが炭治郎たちでよかった。

最後の死闘、炭治郎の猗窩座へ放った言葉で煉獄さんの気持ちは救われたと思う。
炭治郎、ありがとう。

こんなことばかり考えていたら、気分が沈みます。

煉獄杏寿郎を演じた日野聡さんから見た「煉獄さん」

煉獄さんの「うまい!うまい!」は何度も試し、たくさんの人から意見やアドバイスをもらい、取り直したそうです。
スタッフの中でも「うまい!うまい!」に対するイメージは、みなそれぞれ違ったのだとか。
あのシーンはギャグっぽくて独特ですもんね。

煉獄さんになりきって演じられた日野さんのインタビューを簡単にまとめてみました。

煉獄杏寿郎の「瞬きもせず、目を見開いて、人の話を聞いているかわからないけれども聞いている、独特な感じ」について。

「彼がそうしているのは、家族からかけられた言葉のひとつひとつが大きいのではないか。
『まっすぐ前を向き、とにかく突き進むんだ!』という表情の背景には、父とのやりとりや、幼少期に母から告げられた『弱気人を助けることは強く生まれた者の責務です』という言葉があるのではないか。
だから演じるときは、大きな発声のなかにしっかりとその想いを込めて声を乗せようと考えていた。」

「夢」の中で煉獄を演じるにあたり、意識したことは?

「原作の『夢』のシーンでは煉獄のセリフの端々に『!』がついていますが、劇場版ではその表現をあえて意識せずあえて、煉獄が等身大の青年として弟(千寿郎)に優しく寄り添うように接している。
この『夢』で描かれている、過去で実際にあったであろう出来事こそ、今の煉獄さんの原点ではないか。
幼少期に母から告げられた「弱き者を助けることは強く生まれた者の責務です」という言葉は勿論のこと、父とのやりとり、千寿郎との話を経て、今の煉獄の柱としての在り方やより強い覚悟が誕生したのではないか。」

煉獄が見る「夢」は、単純に幸せではないように思うことについて。

「あの過去での出来事であろうあの瞬間に、もし父が認めていたら、今の強い煉獄さんは存在していなかったのではないかとも考えます。」

煉獄が夢から覚めたとき、「よもやよもやだ。柱として不甲斐なし!!」と目を見開いた表情で言い放つシーンについて。

「セリフの文面からは反省している内容に見えるが、もう彼の中では『反省して落ち込む時間があるなら、前を向いて、やることをやれ』という想いにシフトしているように思う。
このセリフを言いながらも、彼はすでに色々な思考を巡らせ次の行動に移っている。
そんな彼の前を向いて突き進む覚悟、強さをこのセリフに込めようと思った。
柱としての頼もしさと強さを表現させていただいた。」

鬼の頸を斬る任務を炭治郎たちにゆだね、自分は乗客を救いに向かうことについて。

「煉獄の中では、炭治郎たちに対する信頼が芽生えていたと思う。
だから彼らに任せたのだと解釈した。
鬼の頸の位置も、きっと煉獄には「恐らくここだろう」と算段はあったが、「どのような形になろうとも、鬼である限り急所はある!!」という言葉に留めて、自分でも探してみなさいと。
煉獄なりの想いもあった。
同時に広範囲にわたって乗客を守るなら、自分が後ろの五両を守ることにしたほうが被害が少なく、もし炭治郎たちに何かあれば自分もすぐに駆け付けられるという計算もして、指示を出しているんだろうなと思った。」

ファンの方々へのメッセージ

「無限列車編は炭治郎たちが成長する上で大きなターニングポイントとなるエピソードであり、煉獄杏寿郎という男の在り方が強く描かれているエピソードでもある。
彼の生き様から、「生きるということは何か」「命とは何か」など様々なメッセージを感じとっていただけたら嬉しい。
そして、炭治郎たち下の世代に伝えていきたいこと、遺したい彼の想いを感じとってもらえたら幸いです。」

まとめ

いかがでしたか?
煉獄さんさんになりきって演じられた日野さんのお言葉。
日野さんなりの煉獄さんの解釈。
ひとつひとつが重くて尊いです。
まるで煉獄さんが言っているようで。。

以上、大満足のパンフでした!

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