もうす春休み。
春休みは学年の変わり目なので、宿題も出ない学校も多いですよね。
時間はあっても、コロナで人込みへのお出かけは躊躇してしまいます。
そんなとき、鬼滅の刃の小説はとってもいいですよ!
「国語の勉強」という観点なら、漫画だって負けていません!
「家でゴロゴロ、ゲームするくらいなら本を読んでほしいな」と思う親御さん、必見です!
こどもの文庫本デビューにもいい! 何年生から読める?
「文庫本を読めるようになってほしい」と願う親は多いはず。
「本当は私(親)が選んだ本を渡したいけれど、ここは我慢して、子どもに好きな本を選ばせよう!」と本屋さんへ出かけ、「自分で手に取って、吟味して、納得して選んだものなんだから、最後まで読むはず!」と期待し、買ってあげた本。
が、読んだのは最初の数ページのみ!!
特に、小学生男子あるあるですよね。
好きな子は文庫本でもなんでもとことん読むのですが、そうでない子はなかなか読みません。
すぐ、飽きたり面倒くさくなったりします。
そこでお薦めなのが、みんなが大好き「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 」のノベライズ(小説)です。
集英社みらい文庫は、この小説のレベルを★★★(小学生上級・中学から)としています。
文章は難しくないので、暴力シーンも関係しているのかも?
映画でもR12指定されているので。
しかし!
確かに文章は難しくないのですが、長い!
映画1本分ですもんね。
ということでやはり、漫画や映画を見たことがない子なら5年生以上が妥当でしょうか。
あまり読書好きでない小学生男子には、「一日で読めるかどうか」が肝心だと私は思っています。
日をまたぐと、もう読まないんですよね。。
「日をまたぐ = 一気に読み進めらない = おもしろくない」
よって、「もう読まない」になるから。
これは子ども向けの文庫本なので、ふりがなや挿絵が多いのは当然なのですが、その挿絵が「あの鬼滅の刃の映画のワンシーン」ともなれば、テンション上がります!
映画のシーンを思い出しながらだと一気に読み進められるので、あっと言う間に読み終えられます。
「文庫本を一冊読み切った」という体験は、子どもにとって大きな自信となるでしょう。
これを機に、「読書が大好き!」になってくれるといいですね。
読書好きな子で、ストーリーも知っているなら、3年生でも読めると思います。
読書好きな子は、何日に分けられても読めるので、大丈夫!
ちなみに、鬼滅の刃について知らなくても、ノベライズ(小説)には「鬼殺隊のこと・鬼のとはどういうものか・炭治郎の2年前の出来事・禰豆子のこと・炭治郎は鼻が利くこと」など、「鬼滅の刃」何のことかわかるよう、都度、簡単に説明を入れてくれているのでとても読みやすいですよ。
「風の道しるべ」などの小説なら短編集なので、一気に読む時間がない子に向いていると思います。
漫画にはない話で面白いのですが、戦闘シーンなど、ちょっと想像するのが難しいところもあります。
また時間ができたら別記事で書こうと思います。
漫画も国語の勉強になるよ!
漫画も負けていません!
漫画は、動作や感情が省かれていることが多いですよね。
鬼滅の刃もそうだなと感じました。
ページ数やコマ割りの関係などあるのでしょうね。
しかし、ストーリーは単純明快なので、子どもたちはそこに気づかずどんどん読み進めてしまいます。
親としては、もっと読み込んでほしいと思うのですが。
そこで、小学生の子どもに質問。
「どうしてこういう表情をしたのだと思う?」
「この顔はどういう気持ちを表していると思う?」
「この言葉の意味知ってる?」
「なんでこのセリフを言ったのだと思う?」
「この表現、●●ちゃんならどんなときに使う?そんな体験したことある?」
はい、答えられません!!!
そりゃそうです。
この質問は、中学生レベルの物語文(長文読解と)同じだから。
質問タイムのコツは、
①2週目以上のときにする(初めて読んでいるときに質問すると、かなりウザがられます)
②合っていたら大げさにほめてあげる
③ママもテンション高めに!「それについて楽しく会話しているだけよ♪」くらいのノリで(勉強モードになると嫌がられるので)
④心情や表情の読み取りなどは、間違っていても一旦受け入れる。真っ向から全否定せず、「そうなんだ~!ママは△△だと思ったよ~!〇〇ってここに書いてあったから♪」
小学生のお子さんがいるご家庭は試しにやってみてくださいね!

中学生以上にもなると、そもそも答えてくれないからね。
こうやって楽しく答えてくれるのも小学生のうちだけ。
さあ、今日も怒らずがんばろー!